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姪浜のまちなみシンポ

姪浜まちなみシンポジウム

唐津街道の姪浜、市民の多くも町屋が残っているという意識はあまりなさそうだ。
旧電車道の北側は確かに国道拡幅前からあまり記憶にないかもしれない。しかし取り残されたというか、頑張ってきたというか町屋は残っていた。西方沖地震以来急速に町屋が姿を消しつつあるという。今回ボランティアによる仕掛けで、町屋を残そうという思いのまちなみシンポジウムが9月29日住吉神社境内にて開催された。ボランティアとはいえ皆さんその道のプロばかり、心強いサポーターです。
メインスピーカーに長谷川法世さん。町屋ふるさと館の館長であり読売新聞に町屋のスケッチを連載されている、博多っ子・・いや町屋通。法世さんの姪浜の町屋のスケッチを投映しながらのトークに始まり、姪浜にお住まいのお二方と鮎川を入れた四人のパネルトーク。司会はワークショップの達人十時さん。町屋の良さ大切さを言えば、お住まいの方は町屋に住まう大変さを力説しつつも、町屋に住み守っている人に敬意を払って欲しいとのうなずかざるを得ない意見もある、有意義なセッションでした。
町屋は博多部だけではないですよ。ぜひ歩いてみて見て下さい、ちなみにあの高山質屋の本店はこの街道沿いに今もあります。

事前打ち合わせの様子、法世さんたばこ吸うため脇によけています。
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住吉神社の銀杏の木の下でありました。
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灯明による会場のしつらえ。
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パネルトークは十時さんの進行。
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鮎川 透
by mono_koto | 2007-10-09 21:06
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