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次の日は必ず二日酔い:パート2

山田脩二 来襲

突然のお誘い電話に、どうして少し前に連絡くれないの?との問いに、事前通告すると逃げられるから突然が良いのだそうだ。
そういえば石山修氏のブログに時々突然の来襲の顛末が上がっていたことを思い出す。

とはいえ、住宅建築1月号「内藤廣特集」について伺いたくもある。いやな予感を感じつつ雨の中春高氏のセットしたお店に顔を出すことに。そこにはさらに思いもよらない
平松暁ご夫妻のお二方も。何でも通りでばったり会ってどちらが拉致したかは不明だが合流、それにhazimeと鮎川というメンバー。

どうやら、内藤&山田の企画を仕掛けたのは、平良敬一氏らしい。建築思潮社の代表で建築ジャーナリストとして、時流に左右されないしっかりとした視点を持って長きに渡り、第一線を走り続けてこられた。脩二さん曰く、80年代以降の建築ジャーナリズムの不甲斐なさの中で、頼りに出来そうなのは平良さんぐらいしか居ないよ、と。
平良さんに、脩ちゃん写真撮らない?とけしかけられ、内藤建築との対決。十何年ぶりに気合い入れて撮影したと吐露。これから良いのは内藤かなー、でも海の博物館や牧野富太郎館の魅了に比べ、益田の文化センターはちょっとちがうかなーとも。
私も現物を見たときの外観に、少し違和感を感じた。町並み、周辺とのスケールとのギャップか?現物と写真とずいぶん印象が違いますねー、との問いに脩二さん曰く「実物どおりのもの撮ったって、何の意味もないだろう。別物だ・・・」
というようなやり取りがとぎれとぎれ、どこまでがまじめで冗談かの境目を行きつ戻りつつ続いた久々、いやもしかしたら脩二さんとまじめな建築の話しをこんなに詰めて交わしたのは始めてかもしれない。

翌日は、新宮の地鎮祭に出席。心地よい風に二日酔いは少しずつ遠のき、昨夜の会話を反芻しつつサウナに居るであろう山田脩二の姿を想像する。
何人も畏れず、何人にもこびず、何人をも受け入れる、山田脩二の来襲だった。

鮎川 透
by mono_koto | 2007-06-16 11:01
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