クラシオン荒江が姿を見せました
メイ建築研究所・地遊環境設計と環の三社JVという珍しい組み合わせでプロポーザルに勝ち、実施設計を行った仕事。今はなき「岩さん」こと岩野さんの置き土産でコンペは始まり、設計の時に岩さんは居ませんでした。 敷地の半分を処分し、100戸あまりの新築に現居住者の一部が引っ越し、さらに新たな入居者を集めるというプログラム。 賃貸住居それも公営という視点から、民間では踏み切れないさまざまなチャレンジをしている。二十数タイプの住戸の中にはメゾネットや二世帯連結型も。 竣工は7月半ば、その時には外構も整備されもう少し落ち着いているでしょう。 福岡市の西部、交通量の多い国道202号に沿って広がっていく市街地の中、都心部と郊外の接点といえる立地である。 沿道は分譲や賃貸など様々な共同住宅が建ち並び、その間に郊外店がちりばめられた、少し混乱した景観を呈している。そのような中に、周りの建物と少し異なった軽やかな印象を与える外観。さわやかなランドマークとなり、まちが集積を高め変化する流れをリードする。 そこでは多様な住まい方を内包する内部空間が外観ににじみ出たという考え方のもと、変化に富んで楽しげな外観を構成している。「どっしりとした重量感」というより「動きや活力を感じる」ことをイメージしている。 また公営住宅として地域貢献の視点から、さらに建築の低層部のデザインとして、玄関へのアプローチのキャノピーをバス停の待合いとした。 鮎川 透 写真は田中康裕 R202からの外観 北側駐車場からの外観 メゾネットタイプのインテリア、公社の担当川邊さんが頑張りました
by mono_koto
| 2007-06-06 20:13
|
カテゴリ
以前の記事
2013年 12月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 04月 2010年 03月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 お気に入りブログ
最新のトラックバック
検索
タグ
建築
月ギャラ
まちづくり
モノコト
ワークショップ
見学会
小中連携
インターンシップ
照葉
プロポーザル
芸術
デザインシャレット
個々の仕事
照葉小学校
建築展
灯明
横浜
鮎川透
再生
公営住宅
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||