3月2日にアメリカからMarc Karlan教授夫妻が福岡に来ました。目的は、前にも書きましたが、京都,東京についで、現代建築の社会人対象のツアーを組む際に、福岡を加えるべきか,どうかの下調べです。 1日つきあっての問題です。 1、 福岡には英語表記のまともな地図がありません。小さな手のひらサイズのパンフレットはいくつかありますが、少なくとの本国へ持ち帰るに耐えられるものは皆無です。 2、 グランドハイアットで、組織化された建築ツアーがあるか、karlan教授は前もって聞いたが、全くないとの返事。その通り。 3、 福岡には耐えられる建築資料が無い。唯一、景観よかとこマップがありますが、これも、建築名称が英語表記になっているのみ。建築家の名前は日本語でした。 彼に、シカゴの建築に関する資料を頼んだのですが、アメリカ建築家協会(AIA)のシカゴ支部が編纂した570ページにおよぶ、2センチほどの分厚さの本をもってきました。また、シカゴの観光を含めたすばらしい、写真集を持ってきました。 景観室にも前から言っているのですが、その場限りではなく、フォーマットさえキチンとつくれば、毎年更新していくことで、情報は集積するはずです。地道な作業をほとんどやっていない。 お寒い限りです。本当に「ビジターズインダストリー」などと言う前に、基本的な観光情報インフラの整備が,最も必要! でもね、これは、必要を感じないと絶対に動かない! (佐藤俊郎)
by mono_koto
| 2007-03-05 09:15
| デザインボランテイア
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