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はじまりました!福津市「こどもの城」デザインワークショップ

福津市こどもの城の実施設計を担当している環境デザイン機構と、FUKUOKAデザインリーグのコラボレーションにより、夏休みを使って、福津市の小学校5年生~高校生を対象に、こどもの城をデザインするワークショップを行っています。
壁画デザイン、サインデザイン、インテリアデザイン、家具デザインの四つのグループに分かれて、それぞれ専門のデザイナーと一緒にデザインを考えていきます。
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第1回ワークショップは7月26日に開催されました。今後、8月9日に第2回ワークショップ、8月23日に第3回ワークショップを行っています。

特設ブログを立ち上げました。是非ご覧ください
http://kodomonoshiro.blogspot.com/

環境デザイン機構 みやけ
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by mono_koto | 2011-07-27 19:09

魚町銀天街ジョイントアーケードが賞をいただきました。

今年3月に竣工しました「魚町銀天街ジョイントアーケード」(正式名称:魚町エコルーフ)が第41回ストアフロントコンクール住宅・オフィス・公共施設・
その他部門で金賞を受賞いたしました。

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カーテンウォール等を取り扱っている昭和フロント株式会社(旧昭和アルミサッシ)が主催しているコンクールで、昭和フロント製品を使用した物件の中から選定されるものです。
今回はトップライトの部分が昭和フロントさんの製品で構成されいまして、太陽光パネルと網入りガラスのストライプの配置構成になっています。
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受賞の電話がかかってくるまで、コンクールのこと自体しりませんでしたが、いろいろなところでこのような評価をいただけるのはとても光栄なことです。

魚町では、今回のジョイントアーケード工事を含む魚町銀天街ショッピングモール化事業を皮切りに、まちづくり会社を設立、iPhoneやTwitterを利用したイベントを行っています。詳しくはこちら

これからの魚町がこれからどうまちをつくっていくのが気になるところです。


(寺川智也)
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by mono_koto | 2010-06-17 15:49 | 現場日記

今月のMONDAY GALLERY

今月のMONDAY GALLERYの担当は環・設計工房でした。
3月8日にはゲストトークとして、日建設計九州オフィス勤務の吉生 寛氏に来ていただきました。
吉生氏は、これまで福岡国際会議場やかごしま環境未来館などを設計されています。
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今回は、これまで携わられたプロジェクトごとにどのような取り組みをおこなってきたかを
いくつかご紹介いただきました。
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自身は、比較的小規模の建築を設計してきたと言われていましたが
アトリエ系設計事務所にとっては、なかなか携われない大きなプロジェクトをされており
そのようなお話が聞けたことは、大変刺激的でした。

構造・設備の担当者とプロジェクトの始めから綿密な打合せをおこなうことで
高い技術力をもった提案をされていました。

講演の後は、懇親会をおこない各自で話しをし
終盤では、北欧に視察へ行った話を聞くことができました。

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また、3月15日には、鮎川による、最近九州大学から研究事業委託を受けた
「次世代型鋼構造学校建築」プレゼンテーションのご紹介をおこないました。

(倉掛 健寛)
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by mono_koto | 2010-03-18 23:18 | MONDAY GALLERY

今週の月ギャラは・・・

今週は、月ギャラ改め水曜ギャラリーで
ゲストを招いた講演会と、立食会をおこないました。


ゲストには、北九州と横浜を拠点に全国的にご活躍されている
矢作昌生氏(矢作昌生建築設計事務所所長)にお越し頂き、
近年の住宅建築についてお話をしていただきました。
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毎回新しい試みをされている矢作氏は、どれも様々なアイディアが盛り込まれていて
とても興味深くお話を聴くことができました。


また今回はランドスケープ・コアさんの会議室を初めて使用した記念すべき日でもありました。
というのも、うれしいことに参加者が通常よりもかなり多く、いつもの大会議室では
入らないぐらい大盛況だったからです。


そして、講演の後はいつもの大会議室で立食会。
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こちらも先ほどの半分以上の方に参加して頂き、満員状態でした。
そのおかげか、食事もいつもより豪華で、皆様のおなかにスッと消えていきました。
この会では、矢作氏の気さくなお話しをお聴きしたり、若い建築家の方々と
お話ができ、大変貴重な時間を過ごすことができました。


その後10時ぐらいに解散しましたが・・・
いつものように水ギャラの夜は更けていくのでした。
(残った方は日付が変わるまで、呑み話されていたそうです)

(倉掛健寛)
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by mono_koto | 2009-11-05 22:33 | MONDAY GALLERY

インターンシップ2009

大変遅くなりましたが、インターンシップ2009の報告をします。

今年のモノコトインターンシップは
受入れ体制として、
・2週間を1クールで3クール行う
共通企画として、
・モノコトとしての共同イベントとしてレクチャーやプレゼンを行う
・現場見学会など共有できることは共有して行う
以上の基本的な考えのもと、学生さんは各事務所でそれぞれ作業を行いました。

最終的には、2週間というくくりの中、環に5名、KDKに5名、キャディスに3名
計13名のインターン生が来ました。

1週目(8/3〜7.8/17〜21)
環:九州デザイナー学院1年のI君、麻生建築&デザイン専門学校2年のK君
キャディス:福岡建設専門学校2年のY君、九州産業大学3年のKさん

2週目(8/24〜28.8/31〜9/4)
環:九州共立大4年のR君、有明高専専攻科1年のEさん
KDK:有明高専4年のMさん、九州工業大学3年のK君、久留米大学2年のTさん
キャディス:麻生建築&デザイン専門学校2年のK君

3週目(9/7〜11.9/14〜18)
環:有明高専4年のI君
KDK :有明高専4年のSさん、熊本大学3年のSさん

主にパソコンでの作業や模型製作を行い
実際の仕事の流れの中で補助をしてもらいました。

その他にも各クール共通で、
所長レクチャーや
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現場見学を行い
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最終日には各自ポートフォリオの中の1作品について
プレゼンテーションしてもらい、批評や交流を行いました。
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その中で、アイディアの良い点などの意見交換を行いました。

今年は2週間という期間のおかげか、2週目には事務所の雰囲気に慣れて
スムーズに作業ができる様になっていました。
初めてのヒートカッターの使用やコンタ模型作りに始まり、CAD、レクチャー、
プレゼン、現場見学に加えて、他校の学生との交流等、経験でぎて良かったとの感想をもらいました。


最後に、2週間という短い期間でしたが、インターン生が事務所に朝早く来て、本を見たり、
ポートフォリオを再度プレゼンテーション用に作り直したりする姿をみて
良い刺激になりました。

また、今でもアルバイトとして来てくれている人もいて
今後もまたどこかで繋がっていけたらと思っています。
お疲れ様でした!

(倉掛健寛)
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by mono_koto | 2009-10-07 22:15 | モノコト日記

TOTO本社工場・サンアクアTOTO見学会レポート

去る6月10日、GATAPさん、西部ガス貞松さん、建築家の森敬幸さん、九工大奥村さんと学生さん、monokotoのメンバー、総勢20名でTOTOの本社・小倉第一工場及びサンアクアTOTOの見学会に参加してきましたので、そのレポートをします。

TOTO本社・小倉第一工場

ここでは衛生陶器の製造過程を通して見学できました。
衛生陶器は「焼き物」なので、やはり土をペースト状にして型に流し込み、高温で焼いて成形するというのが、製品作成の流れです。
まず驚いたのが乾燥・焼成前と完成品との大きさの差。
下、左上の写真で、手前の茶色の大きさが乾燥により真ん中の大きさ、そして焼成で右の大きさ(普段使う機器の大きさ)になるというのには、皆ビックリ。
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衛生陶器の形状も水の流し方がいろいろ改良を重ねられる中で、カパッと型から抜いて終わりではなく、いくつかのピースを粘土の状態(柔らかくて垂れる!)で一体化する、複雑なかたちになってきているそうですが、それを一体化するのは手仕事。大事に手で撫でながら製品を一体化する様は「大切につくっている」という雰囲気が伝わってくるものでした。
その後、釜の中で24時間以上熱を加えられ、製品は検査課程に回されます。
工場自体は4階建ての最新機器が詰まった工場なのですが、そこでの根本の作業が非常にプリミティブなことと、最新鋭のロボットの動きも熟練の職人の動きからプログラムされているというお話、非常に人間的なことに驚きでした。

続いてのTOTO歴史博物館ではTOTO製品に限らない水廻りの歴史の説明を受ける。
水回りの歴史の長さと近年の変貌の早さに驚き。
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続いてサンアクアTOTOの見学へ。
サンアクアTOTOは、働く意思と能力がありながら、就労の機会に恵まれない障害者に働きやすい職場を提供するため、福岡県・北九州市・TOTOの3者が共同出資し第三セクター方式で1993年2月に設立された会社。ノーマライゼーションの理念に基づき障害のある人もそうでない人も共に働き、TOTOの水栓金具や給排水器具の組み立て、プレゼンボードやカタログのDTP作業等が行われています。建物は白川直之氏設計で、グッドデザイン賞を受賞。

15年前の建物とは思えないほど、建物が全体がユニバーサルデザインの視点で設計されていることに加え、使い手側がその建物をベースに、より安全で、快適な生活環境づくりのために、細かなところにいろいろ手を加えられています。

印象深かったのはここでの仕事の進め方の変移のお話。
「以前はライン生産だったが、一人で全工程の作業をする一人生産方式に変更し、自分にあった作業台をそれぞれが改良を加えながら、作業環境作りをすることで、個人の能力差による人間関係のトラブルが減り、作業の効率を他人のせいにせずに、どうすれば効率が上がるかをそれぞれが考え出した」というおはなし。確かにみなさん、自分の仕事用に仕事環境のカスタマイズをいろいろされていて、工場見学の中でその話題に触れると、とても盛り上がってお話をしてくださった。

仕事場の横には従業員が作る畑がひろがり、仕事よりもこちらに軸足が向いている人もいるとか。monokotoでもテラスを畑にできれば・・なんて考えてしまいました。
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写真提供:森敬幸建築設計事務所 森敬幸さん  GATAP 張 彦芳さん

TOTO本社ではものづくりの原点と精神を、サンアクアTOTOでは、ユニバーサルデザインの可能性と仕事環境についていろいろ学ばせていただきました。参加者の皆様、強行軍、お疲れさまでした。企画段階から一日のお世話まで、TOTOの吉川課長、東浦さん、どうもありがとうございました。

環・設計工房 杉本泰志
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by mono_koto | 2008-06-11 20:05 | モノコト日記

「参加する劇場から愛される劇場へ」

去る2007年9月1日、竣工直後の日田市民文化会館(設計:香山壽夫建築研究室)の見学会と
シンポジウムのレポートです(日本建築学会大会関連行事)。

敷地の日田は大分県西部の都市で人口74000人、周囲を阿蘇・くじゅう山系や英彦山系の山々に囲まれた盆地。古くから北部九州の交通の要衝だった日田は、江戸時代、幕府直轄地・天領として九州の政治・経済・文化の中心地として栄え、歴史的な街並みで知られる豆田町にはその面影が色濃く残されています。最近では平成17年に前津江村・中津江村・上津江村・大山町・天瀬町の1市2町3村で合併し、新日田市がスタートしています。
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日田市文化会館の設計者を決めるエスキースコンペには我々、環・設計工房も参加し、結果は佳作という結果でした。香山先生が一等という知らせを、大学の大恩師が勝者というを誇りに思う気持ちと、自分たちの労作が一等を勝ち得なかったという複雑な思いで聞いたのでした。奇しくも香山先生はコンペの締め切りの前日、大橋の居酒屋すずめに「芸工大の同窓会」にいらしていて、我々はてっきり、「香山先生はコンペをあきらめたのでは」との甘い期待を持ったのでしたが、コンペ案は香山先生の緻密で美しいスケッチが前面に押し出された案での晴れ晴れしい勝利でした。
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日田市民会館エスキースコンペ 環・設計工房案

香山壽夫とは?
九州芸術工科大学のキャンパスの設計者であり、東京大学の名誉教授。吉武泰水やルイス・カーンに師事した建築家。九州では伊万里のトラピスチン修道院、瀬高町立図書館等の作品がある。学校建築や劇場、宗教建築の作品が多い。私個人の接点としては、恩師、故岡道也先生が学生時代に香山先生と机を並べて芸工大キャンパスに携わっていた時の話、下山田小学校がコンペで当選した時の審査委員長、芸工大の同窓会で始めてお会いした時にすぐに名前を覚えて頂いて、しかも取るに足らない話題にも下りて話をしてくれた人、正直、いつかこういう人に少しでも近づきたいと思わせる憧れの人です。
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伊万里 トラピスチン修道院   香山壽夫

日田市文化会館とは?
大小二つのホールと市民ギャラリー等からなる施設で敷地面積9500m2、延床面積8900m2、建設費約40億の建物。身近な例と比べるとアイランドシティの小中学校の1/4の敷地面積、6割の延べ面積、1.5倍の建設費。

外観で印象的なのは周囲のまちなみと高さを合わせたという深い軒。高いフライタワーや劇場のボリュームは「引き」のない現状の敷地では、ほとんど感じられず、町の中にただ広い屋根とその下に広がる「木」の色をした奥行きのある空間がひろがるという感じ。建物の外形がどうこうという視点はなく、ただガラスの奥のちょっと贅沢な空間のひろがりとこれからそこで行われるであろう営みへの期待、そこへ関心が絞られるつくりになっている。ガラスの壁面というと、普通すこし拒絶されたイメージを感じるが、深い軒の下のガラスは、暗さで反射がない分、中の様子がダイレクトに見えて、建物の外皮として熱環境的にも説明のつく、すごい可能性を秘めている。
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ホール内観。徹底的に利用されている地場産材。杉・桧・小鹿田焼の土・左官技など、日田だから実現できた技が随所に見える。
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「公共の建物」のあるべき姿とは?
シンポジウムの冒頭で香山先生は「愛」より「公共」という言葉に焦点を絞って話をされた。
「都市とはひとに喜びや安らぎを与える場所である」「都市とは共に住む意識を確認できる場所である」
この場合、都市は建築に置き換えても考えられそう。一方、
「うたや踊りはいつも共同体の共有するよろこびの中心にある」その箱になる場も中心かも。
そんな中でものづくりについては非常に堅い決意ともとれる言葉も。
「我々の仕事は結局、ものが手がかりになる」
「住民参加の場合も最初から形を提示する。(最初から形を提示することについては)反論もいろいろあるが、形を参加する人々の意見を聞いて柔軟に変えていくことを条件に、具体的に、早い段階から形を見せる」そんなプロセスの積み重ねが独りよがりでない共有される建築を作っていくのかもしれない。
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日田市民文化会館は12月23日にグランドオープンの予定。
皆さん、豆田の街並み、その中の天領マート(環・設計工房設計)、サッポロビール園、いいちこ焼酎工場、琴平温泉(おすすめ!)などと一緒に日田を訪れてみてはいかがですか?

杉本泰志
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by mono_koto | 2007-09-04 01:06 | モノコト日記

ル・コルビジェ展・スキン+ボーンズ展・チョコレート展

c0113608_1328779.jpg東京出張の際、話題のミッドタウンを中心とした美術館をはしごしてきました。

コルビジェ展のクオリティの高さには圧倒されました。

なかでも、印象に残るのが実物大のコルビジェのアトリエとユニテの住居の再現。アトリエは洞窟的空間と上から降り注ぐ光で「発想を生む空間とはこういう空間なのだ」と感じさせる空間。

模型の美しさも目をひいた。中でもロンシャンの教会の模型が、コルビジェの抽象画や彫刻に囲まれて置かれている様子は、絵画を描くように、彫刻を作るように教会を作っていった様を彷彿とさせる。

映像や計画案の展示も多いが、映像の中で「なかなか理解されない」とこぼすコルビジェがいたり、実現しなかった計画案の中で、その理由が記されていたり、コルビジェが常に強い逆風の中、創造を続けてきたことが分かる。

コルビジェが過ごした空間、作り出した空間、そこでの喜びや苦悩、今までの建築作品だけを列挙した作品展では伝わってこない「ひと」に焦点をあてた、印象深い展示でした。
六本木ヒルズ森美術館で9月末までやっていますので可能な方は是非。





一方のミッドタウンはプロダクトデザイナーの深澤直人ディレクションの「チョコレート」展。純粋アートの行列で、あまり印象に残らなかった。安藤忠雄氏の空間も、ハイコストな環境の中で、中にチョコレートを展示しながらではあまり映えなかった。

c0113608_13304855.jpg新東京美術館の「スキン+ボーンズ」展は「人」を包むものとしての衣服と建築が最近特に似たアプローチや表現手法を取っていることをクローズアップした企画。これも彫刻的な手法を取っている建築の模型には目がいったがそれ以外はさらーっと流れた。黒川紀章+日本設計の美術館は夜景が美しかった。









c0113608_13323858.jpg蛇足だが、GAギャラリーでのGA INTERNATIONAL 2007が違った意味で面白かった。
世界の有名設計事務所があまりお金を掛けずに作った(プリントアウトしただけ)のパネルや模型が並んでおり、彼らと自分たちの具体的な距離感というのがリアルに感じられた。つくるツールも材料もほとんど同じ。こだわりどころによって建築・成果品にここまで差が生まれるのは新鮮でした。

杉本泰志
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by mono_koto | 2007-07-24 13:15

公共建築の実際-建築行政の立場から-

今回の月ギャラ、環・設計工房のゲストトークは、財団法人福岡県建設技術情報センター 営繕指導課長の野中明人氏と、
構造設計家の草場基成氏、両氏から普段聞き難いお話をいただきました。

野中氏は福岡県の建築の技術職員として、福岡県庁の新築、アクロス福岡、九州国立博物館、門司港海峡ドラマシップ、福岡県立大学など、福岡県が関係する代表的なプロジェクトに携わってこられています。

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レクチャーでは、企画から設計・施工・管理運営まで、発注者の立場から、どんなプロセス・苦労があったのかを、各
プロジェクト毎にお話いただきました。自治体の制度との格闘、首長・著名建築家との間の難しい調整などの苦労話を、貴重なうら(?)話で笑いを交えながらのレクチャーでした。

印象に残った野中語録をいくつか。

【素人の視点も大事】コストや建築常識から専門職が不自然に思わないことも、素人が見るとおかしく、素人の指摘が的を射ていたりすることがよくある。その視点も大事にしなければならない。

【建物が主役】発注者、設計者、施工者、よくぶつかる。ただ目的は「いい建物をつくる」というところでは同じで、そこを目標点として共有すると、意外にうまくことが進む。そんなときはみんなで建物を育てる気分。

【図面の中を歩く】自分で図面を引かない若手を指導する時にも言っている。動線に沿って歩きながら空間をイメージする。

他にも「自治体間・自治体内部の微妙な関係」など、目からウロコ、爆笑のネタが連発でした。



続いて、構造設計家の草場基成氏のレクチャー。
西部ガスミュージアムから始まる氏の代表作をスライドを使って説明を受ける。

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松井源吾賞受賞が、確認申請の際に自治体職員の一言に発奮した結果だったいうことには皆びっくり。
一見アクロバティックにも見える草場氏の構造も、実はとても真面目にひとつひとつの検証を重ね、
様々な知恵者・技術者の意見を重ね合わせ実現させた「ものづくり」の結晶だということが、
氏のことばから伝わってくる。

しかし紹介されたのは草場氏の経歴の中でも前半のいくつか。
「久々に建築に夢をみた」「学生時代に戻ったみたい」時間不足気味のレクチャーは
次回へ続く予感をはらみつつ、終わったのでした。
(杉本 泰志)
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by mono_koto | 2007-07-20 19:33 | MONDAY GALLERY

クラシオン荒江見学会

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福岡県住宅供給公社のクラシオン荒江の外構工事が終わり、7/11に設計事務所を中心とした見学会が行われました。
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公社という立場上、プロポーザル段階から社会・地域貢献が求められたプログラム。
高齢者対応の施設から保育園、コンビニまで様々な機能と集合住宅の複合を、法・近隣関係・空間性・収益性など多様な視点で検証し、そのリアリティを民間同業者にヒアリングして確認し、設計にフィードバックするという長い道のりを経て、現在のかたちができています。バス乗降客用のスペースもそのひとつ。
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メゾネット住居を案内する県住宅供給公社川邊氏、鮎川透、田中康裕

福岡県の公営住宅では初のメゾネットと屋上テラスの開放感、今までの公営住宅に無かった精神とデザインで組み立てられた建物。家賃を聞いても「住みて〜」の声があがる。募集倍率は6倍の部屋もあり、好評。

設計JVという形での共同作業の難しさと面白さ、公・民間・貸す側・借りる側、様々な立場の議論からかたちに結実していくプロセス、ものづくりに携わった充実感を感じたひとときでした。

http://www.kurashi-on.jp/

杉本泰志
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by mono_koto | 2007-07-12 20:59 | 現場日記