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インターンシップのこれから

5月25日の月ギャラは、インターンシップのこれからを語らう場としました。

今後より繁雑化すると予測されるインターンシップ制度について、送り手と受け入れ手の意見交換を通して、効率的で意義のある「福岡式インターンシップ」のようなモノを議論すべく、各大学の先生方に集まっていただきました。

お集まりいただいたのは、
九州大学人間環境学府:末廣香織 准教授
九州大学芸術工学府:土居義岳 教授、田上健一 准教授
福岡大学:高山峯夫 教授、太記祐一 教授
九州産業大学:諫見泰彦 講師、頴原澄子 講師
福岡デザイン専門学校:金子真三 校長
福岡デザインリーグ:廣瀬正人氏
というメンバーでした。
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学校側からあげられた問題点は、今年度から始まった大学院生の単位制インターンシップについてでした。1,2ヶ月程度の中長期インターンシップの受け入れ口を確保しなくてはいけないことと、カリキュラムなどの整備にも苦慮されているとのことでした。また、福岡デザインリーグはインターンシップの受け皿が足りず、特に専門学校生などへインターンシップの機会が行き届いていないとのことでした。
一方受け入れ側のmonokotoの現状としては、一部の学生の受け入れを断らなくてはならないほど希望者が増えているということと、大学院生から1年生まで年齢とスキルの幅が非常に大きいことが問題としてあがりました。

また、送り手と受け入れ手の認識の違いも浮き彫りになりました。学校側の認識は学生にとってインターンシップは職場体験の場だから、雑務で構わないので働かせるべきであり、受け入れ先にとっては負担にならないだろうという考え方がありました。一方monokotoは、多くの学生が夏休みに集中して訪れ、それぞれ1,2週間の期間では、一人一人に仕事を教えるのも難しく、実務以外に現場見学やレクチャーも行っているという現状をお伝えしました。

受け入れ先にとって最小限の負担で、多様な学生に職場体験の機会を与えるのは、なかなか単純なことではありません。これからmonokotoが、受け入れる学生を減らさず、始まったばかりの大学院生の単位制インターンシップにも対応していくためには、様々な課題があることがわかりました。

今回は、各大学と受け入れ先が意見交換を行うことで、現状とこれからの課題について共通認識が持てたと思います。これからのインターンシップについては、それぞれがバラバラに考えても結論は出ません。今後も継続して検討メンバーを拡大しながら、より具体的な検討を進めていきたいと考えています。

お忙しい中お集まりいただきました先生方、本当にありがとうございました。
今後も継続してこのような機会を設けていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


環境デザイン機構 三宅
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by mono_koto | 2009-05-31 15:22