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月ギャラ

c0113608_14351953.jpg5月21日の月ギャラはユーザーサイエンス機構の加藤完治さんをお招きしてお話を伺いました。
加藤さんはインダストリアルデザインを中心に日本のデザイン界に多大な影響を与えてきたGKグループのGK設計出身(まだ在籍中だとか)で、現在は九州大学ユーザーサイエンス機構のユーザーインターフェース部門に所属されています。今回は、GKでのお仕事をお話いただきました。

c0113608_1435304.jpgまずはGKについて、組織体制やこれまでの組織としての実績についてのお話から。同じGKでもいろいろな個性を持っていることがわかりました。
メインは、加藤さんがどっぷりと関わられた愛知万博における環境デザインのお話。万博に行ったときに何気なく眺めていたサインやストリートファニチャーが、エコロジーをいうコンセプトを実現するために悪戦苦闘の末生み出されたこと、万博の方針が二転三転するなか、工期やコストで苦労されたことなど、ものづくりについて大変リアルにお話しいただきました。

デザイン界ではGKを設立された方々はよく知られていますが、若手の人たちにとっては年齢も離れすぎて、遠い存在になってしまっているという本音も伺うことができました。
芸工大しかり、GKしかり、新しいモノやコトをつくった当初の人たちの熱い思いが、時間の経過とともに分散し減衰していくことは避けられないのでしょうか。面白い仕事を続けるために面白い組織であり続けることの難しさを再認識させられました。(岡大輔)
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by mono_koto | 2007-05-24 14:32 | MONDAY GALLERY

どんぽの森公園

さる5月20日「どんぽの森公園」の竣工式が行われました。

大野城市の「公園再整備事業」の第一号として平成16年事業採択され、その年に設計が始まった。
この事業は、地方自治体の公共事業の優先順位を決める上での先進的事例だと思う。整備を望む地域が手を挙げ、ワークショップを重ね提案を作る。それを二回の公開審査会にて審査し、事業化にふさわしいとされればその旨市長に答申する。それを受け住民も協働しながら計画づくりを進め事業化に進む、という次第。

私は当時の都市計画課長、現在副市長の鳥居さんから話しをいただき第一回より審査会の委員長として関わってきた。大変なのはいきなり本番で、提案者もギャラリーも納得する落としどころを考えつつ議論を進めなければならないことです。
もっと大変なのは吉田まりえだ。提案づくりの段階から、計画案の煮詰めに至る過程で、地域の方々のワークショップのファシリテーターを何度も何度も重ねるという涙ぐましい日々に支えられている。

ここはため池が放りっぱなしになっていた谷間で、放置されたゴミやヤブ蚊の巣窟だった。そのため、一方では稀少種の植物も見られそれらの保全もテーマとされた。
事業の過程で、「高原基金の森」による財政支援に応募、採択という幸運に恵まれた。高原慶一郎( ユニ・チャーム株式会社創業者)の寄付をもとに(財)都市緑化基金が、特色ある森づくりを支援するという物で今回、3500万円程度の支援を受けたと聞く。

今年でこの事業は4回になるが、どんぽの森を一つの成果として広く認知され、地域作りに地域住民の役割があるんだという、意識の醸成に繋がることを期待する。
詳細は大野城市のホームページを覗いて下さい。そして現地にもついでが有れば行ってみて下さい。

全体案内図のサイン  敷地は8000m2
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ビオトープにめだかとどんぽの放流
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湿地保全ゾーン  何とか柳の大木
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                                  鮎川 透
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by mono_koto | 2007-05-22 20:13

5/7の月ギャラ「視察のご報告」のご報告

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5月7日18:00〜の月ギャラは環境デザイン機構が担当でした。連休明けでお休み気分が抜け切れない中、「連休中の視察報告」というお休み報告の月ギャラを行いました。

岩熊、三宅は「東京視察」の報告。
東京視察は4月27〜30日の4日間、病院の見学から始まり、見たかったあのプロジェクト、今話題のあの建物と、一通りぐるっと回ってきました。
病院、東雲キャナルコート、銀座・表参道のファサード建築、ミッドタウンなどの最新プロジェクトと、ひたすら歩いて撮ってきた大量の写真と、お土産のシュウマイを肴に、報告をさせて頂きました。

佐藤、岡は「山陽めぐり」の報告。
福山市の鞆の浦で問題となっている開発と景観保存の現状や、鞆の浦の魅力を中心に報告しました。尾道、広島市内、呉と山陽満喫の一時間でした。

環境デザイン機構 三宅
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by mono_koto | 2007-05-19 19:16 | MONDAY GALLERY

MONOKOTO PRESS が出来るまで Vol.1

5月22日に第2回目の、編集会議を行いました。
メンバーは寺川、三宅、垣外の3人です。
第1回の会議(ブログには載せていませんが)で
今後、押さえておくべき事柄について確認し合いました。

1. スケジュール組み
2. 目的・目標の確認
3. ラフレイアウト

会議内容

1. 6月18日(月)に完成PRESSを見せる。
  制作状況の報告は、ブログを通してみてもらい、アドバイスをもらう。

2. 発行の目的  MONOKOTO PROJECT の周知
         MONOKOTO PROJECT のイメージ形成
         MONOKOTO PROJECT の歴史をストック

  テーマ    楽しそう、デザイン力がある(建築だけではない)、
         仕事をまかせたい、安心感のある

  発行ペース  年4回(3ヶ月に1回/3、6、9、12月の15日前後)

 

3. ラフレイアウト(案)

  フォーマット 用紙サイズA4  ストックしやすい
                  情報のボリューム 
                  人に渡しやすい
                  プリントが大量にでる

  表:モノコトプロジェクトのコンセプトイメージを表現
    様々な分野(色)が混ざり合い、一つのモノ・コト・ヒトをつくる
                 ↓
                加色混合

  裏:モノコトプロジェクトの活動、企画モノ
    モノコト行事、月ギャラ報告、MONOKOTOメンバーの一面が見える企画

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↑ラフ案(現在検討中です)

問題点
  ・ 何のPRESSだかわからない。グラフィック的な部分が強く(内容、見た目)、   
    建築的な部分が見えにくい。
  ・表に情報を載せない(現在の案では)となると、裏面だけでは入りきれない。
   サイズの再検討。
                                        等。

  大丈夫か!? 編集部!! …ひとつづつ解決していきます。
  アドバイスがありましたらよろしくお願いします。

                             垣外波瑠香
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by mono_koto | 2007-05-19 18:38

ビッグイシュー買いました

c0113608_22312433.jpgビッグイシューを知っていますか?

ホームレスが街頭で売って売り上げの一部を手にすることができる、自立支援のための雑誌です。最近福岡でも売り出したということが新聞に載っていたので、天神にいったついでに買ってみました。200円でこのうち110円が販売者の収入になるとのこと。1991年にロンドンで始まったシステムで、確かチャールズ・ランドリーの『創造的都市』にも紹介されていたと思います。

内容はというと、今号は森まゆみさんのインタビューにはじまり、音楽、映画、アート、フェアトレードなど多彩です。個人的にはもう少しアートの割合が多ければ頻繁に買ってもいいかなという感じ。すごいと思うのは、オールカラーでありながら広告がほとんど載っていないところ。企業サポーターや市民パトロンという名前で企業名や個人名は載っていますが、いわゆる大手はありません。どうなっているのやら。

ちゃんと「IDカード」をつけた販売者からのみ、お求めください」とあります。なるほど、手軽なバイトととしてホームレスじゃない人が売ることはできないんですね、たぶん。でも、「僕、ホームレスなんです」と言った場合どうなるんでしょうか。ホームレスじゃないということを証明するというのも意外と難しいんじゃないかと考えてしまいました。
岡大輔
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by mono_koto | 2007-05-17 22:36 | モノコト日記

北欧モダン展に行ってきました!!

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北欧モダン
デザイン&クラフト展

長崎県立美術館へ『北欧モダン デザイン&クラフト』企画展をみにいきました。
私、垣外を乗せて戸川さんの運転で大橋から長崎へ。
前日から長崎入りしていた佐藤さん夫妻と中華街で合流しました。

長崎はとても天気がよく、太陽の光が海面でキラキラ輝いていました。c0113608_14161689.jpg

美術館へ入り、1時間後に待ち合わせをして、各々で見学。
会場は「伝統」「機能」「表現」3つのゾーンにわけて紹介されていました。

木目を葉脈にみたてて作られたテーブルの天板や、氷山と名前の付いたぼこぼこした透明なガラスの花瓶。
毎日の自然を感じる生活の中から出来たものなのだろう。だから心地いいんだろうな。

そんな事を考えながらまわっていると、見た事のあるイスが !! 会議室にあるイスです。
ボーエ・モーエンセンの The Spanish Chair。
いいイスなんだろうな。としか思っていませんでした。作者を知れたのでラッキー。
私は、まず会社にあるものをちゃんとみた方がいいな。と思いました。

この展示会の話ではないのですが、美術館のサインがおもしろいです。
切り抜き→(やじるし)が壁に垂直にくっついていて、向こう側がみえます。
サインも建築の一部になってみえました。
会場内の注意書きの文字もグレーのカッティングシートに切り抜き文字で白い経師に貼ってあり、目立たないけど見える。という効果がでていました。なるほど。

他に行かれた方がいたら、お話聞かせてください。
これから、いろんなモノを見て、いろんな方のお話を聞けたら楽しいなと思いました。

佐藤さん、ありがとうございました。また連れて行ってください。
                                       垣外 波瑠香
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by mono_koto | 2007-05-15 14:27 | モノコト日記

若者よ旅に出よ!

先日、またまた興味深い若者たちと会いました。
大名テクテクのオランダ人女性、ミースさんの紹介で、アメリカのサンフランシスコの郊外、小さな行政に勤めていたシテープランナーのBilly GrossさんとそのガールフレンドKristinです。なんと、彼らは、現在世界1周の途中で福岡に立ち寄ったものです。アメリカから東周りでヨーロッパ、インド、ベトナム、ネパール、台湾、福岡、こらからアメリカへ帰って、中南米、南米そして1周完成!だそうです。これで航空券のみで30万円ほど。旅の先々、例えば、ヨーロッパであれば、その域内で4−5路線ほどの立寄も含めてだそうです。金額もさることながら、各国で友人、知人を頼りながら、最小限の出費で人に会う事を楽しみに旅行を続ける彼らのバイタリテーに感心します。ほんとうに、欧米の若者はよく、旅に出ていると思います。
昨晩は、Billyさんの奥さんと高校時代の同級生で、福岡のハビタット事務所に勤めているシシリアCecilia Lippさんも同席しました。彼女は日系のアメリカ人ですが、どうしてでしょうか、日系の女性には、独特のスタイルというのか、雰囲気というのか、前回紹介した、CNNキャスター、サチ・コトさんと、まったく同じ好印象を受けました。日本ではなじみがまだ薄いのですが、ジェンダー(性差による様々な差別や偏見にともなう諸問題)が専門です。バークレー出身の才女ですが、近いうちにまた、モノコトプロジェクトにお呼びして話を聞いてみたいと思っています。
若者よ!旅に出よ!
佐藤 俊郎
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by mono_koto | 2007-05-10 09:10 | デザインボランテイア

伊藤伝右衛門邸

柳原白蓮と伊藤伝右衛門

飯塚市幸袋にある、旧伊藤伝右衛門邸が修復され、4月28日より公開された。
この写真は、庭園から見た建物の東南角を見たところ。
二階部分は、白蓮が嫁いできた時に増築した彼女の部屋。
一階は普段の居住空間。
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白蓮は女流歌人として有名だが、その数奇な運命、
波乱に満ちた人生が多くの人々の記憶に残った。
貴族北小路家に生まれ、結婚し子供もいたが分かれて里に戻っていた。
白蓮25歳の時にこわれて、炭坑主の伝右衛門50歳の所に嫁ぐ。
当時はやり言葉の、まさに「籠の鳥」であったという。
二階の部屋にこもり、創作活動の毎日。
その間は家人にも顔を見せず、食事を差し入れる小窓が作られている。
そのような生活の果てに、若者と駆け落ちして上海へ。
当時の大スキャンダルとして新聞にも取り上げられ巷間を賑わした為か、
70代以上はご存じの方も多いという。
麻生家は吉田茂の孫と、のように財を成したら次は名誉。
成金と言われた炭坑主は閨閥をよりどころに、それを目指した。
それにしても時代の変化に対応して生き延びた麻生家を除き、
多くの炭坑主が地元に残したのは負の遺産の山。
文化遺産、産業遺産としてそれらをどの様に活用するか、今問われている。

                                  鮎川 透
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by mono_koto | 2007-05-05 14:20