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スコットランド報告(1)

スコットランド報告(1)_c0113608_5522638.jpg福岡ー成田ーロンドンーニューキャスルと24時間かかって到着しました。エジンバラは有名ですが、その南のニューキャッスルはよほどの方でなければ縁がないでしょう。
今回は、このニューキャッスルとダーリントンにある、NPOと株式会社の中間に位置するソーシャル・エンタープライズ(社会的起業)を視察するのが目的でした。
ニューキャッスのソーシャル_エンタープライズ・サンダーランドを訪問し、ここが手がけた小学校を見てきました。その小学校は、失業率が高く、低所得者が住む、荒廃したコミュニテーにあります。しかしながら小学校のコンセプトは今まで日本では見た事がありません。託児所、幼稚園、ハローワーク、職業訓練所、小学校が、1つの屋根の下に複合施設として建設されたもです。
この小学校の計画、設計、運営,管理などのコンサルタントとして、このソーシャル・エンタープライズ・サンダーランドが中心的な役割を果たしています。つまりは地域でコミュニテイー・ビジネスを起こそうと考えいる団体、個人に対して極めて専門的なアドバイス、コンサルテングをおこなうものです。
昨日は、ダーリントンという町に移動して同じ様な団体が手がけた、小学校とコミュニテイセンターの複合施設を見てきました。これも、すばらしいものです。
現場に、NORHTERN ECHOという新聞社が取材に来ていました。福岡でいえば、西日本新聞でしょうか。地域活性化と高齢化、少子化に向けた問題の解決のヒントを探りに、といった感じで大きな見出しで報道されました。
今日、16日は、ニューキャッスルからグラスゴーへ移動し、早速マッキントッシュを見てきました。グラスゴーは1990年にヨーロッパ文化都市に選ばれただけに、日本でいえば神戸に近いイメージがあります。
この続きは次回に。

佐藤俊郎(グラスゴーから)
by mono_koto | 2007-08-17 06:09 | モノコト日記
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