6月16日に福岡デザインリーグで行われた、今後のインターンシップについての話し合いに参加してきました。5月25日のゲツギャラで同じテーマで話し合いの場を設けさせていただきましたが、それを引き続く形で、福岡デザインリーグが開催されるということだったので、出席させていただきました。
今回出席されていたメンバーは、 九州大学人間環境学府:有馬隆文 准教授 福岡大学:高山峯夫 教授、池添昌幸 准教授 九州産業大学:諫見泰彦 講師 近畿大学産業理工学部:依田浩敏 教授 福岡デザインリーグ:定村俊満氏、廣瀬正人氏、森重正治氏、佐藤俊郎 福岡県建築士事務所協会:江下素彦氏 日本建築家協会九州支部福岡会:鮎川透 福岡県建築士会:大嶌栄三 環・設計工房:寺川 環境デザイン機構:戸川、三宅 という顔触れでした。 話し合いは、前回話題の中心となった、大学院生の一級建築士受験資格に関する実務実習(インターンシップ)について、各者の対応の進捗状況を報告し合うことから始まりました。 各大学ともほとんど大きな動きは無かったものの、夏休みも近づいて来ているので、少しずつ実施に向けて進めているようでした。 一方、建築士会では、具体的な検討はまだ行われていないとのことでした。 建築士会連合会が、ホームページなどで、各県の士会に対して大学院インターンシップの協力要請や実施方法などを示していたため、前回の話し合いでは「士会の動きが注目される」と言った意見も出ていました。しかし、士会連合会が示していた協力要請などは、撤回されたと言うことで、検討が先に進んでいないとのことでした。 話し合いはこの他に、学部生や専門学校生などのインターンシップについても行われました。各学校によって学生を送り出す仕組みがバラバラであり、受け入れ側にとって調整が負担になっているという問題に対して、調整役をデザインリーグが一括して行ってはどうかという意見が出ました。 しかし、単位を与える授業の一環で、デザインリーグに対して事務手数料ではあるが、お金が発生することは難しいという大学側の意見もあり、まだまだ調整が必要だという結論に至りました。 今後は、大学院の資格に関するインターンシップと、学部生や専門学校生などのインターンシップを分けて検討して行くことが提案されました。そして前者はその性格から建築士会が調整役を行い、後者についてはデザインリーグで調整を行っていくのが妥当ではないかという意見も出ました。 しかし、前者の大学院の資格に関するインターンシップについても、今年度はまだまだ手探り状態の為、継続的にデザインリーグで意見交換の場を設けていくということになりました。 環境デザイン機構 三宅
by mono_koto
| 2009-06-18 22:22
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